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重度足関節捻挫の影響

  • 執筆者の写真: keikouto59
    keikouto59
  • 2021年11月22日
  • 読了時間: 2分

定期的にいらっしゃる50代男性。

いつもは、足首であったり腰であったり肩関節の痛みであったり、自律神経系の症状であったりとその都度、治療させていただいています.


今回は、右足首激痛があり関節が詰まった感じがするそうですし、右肩を動かそうとするだけで肩が痛い、口を開こうとすると顎が外れそうになるということでした。学生時代に負傷した右足首は昔のことですから固定もせずそのままの状態だったそうです。左に比べ脛腓関節の靭帯が緩く間が広くなっているからでしょう太いです。距骨も内側にずれていますし立方骨が甲側に出て動きが硬くなっています。ご本人はそんな足首をクルクル廻してしのいでいる状況でした。

今回はあまりの痛さに整形外科を受診されると距骨の内側と脛骨の下端の間が入り込んでいるくっついていると言うことだったそうでした。


そこでまず立位で診ますと右骨盤が上がり右肩も上がっています。

持病の右足首の痛みが原因でかばうために左足重心の生活を続ける中で右骨盤が上がり、その変則的な身体の使い方により腰、胸、頚椎と捻じれが起こりそれが肩関節や顎関節に影響しているのだろうと考えました。そこで針治療で骨盤、輕、胸、腰椎の動きを出すようにしてから整体治療で右足首の治療を始めました。


腓骨が下がっているので修正し立方骨、距骨も誇張法で整えます。ある程度足関節に動きが出てきたのでテストで立ってもらい、膝の屈伸などテストしてもらうと楽になっているそうです。肩の痛みもテストしてもらうとまだまだ痛いそうですが顎関節は良くなっているそうです。そこで、誇張法の肩関節、胸鎖、肩鎖関節を整えるとだいぶ良くなったけれどまだ挙上すると痛むそうです。そこで肩鎖関節に流注のある孔最辺りの反応点を刺激していくとだんだん楽になってきて当初の痛みを10とすると2くらいになったということで次の方の施術時間のこともあり今回は終了しました。


顎関節は治療していませんが良くなっているとのことで触らないでおきました。痛むところが膝であっても、腰であっても何処でも本当の原因がそこにはないということは良くあることです。

 
 
 

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