今年は今までにないくらい暑い夏となっています。
普段、冷えに対して気をつけていた私も今年はその暑さに負けて夜間クーラーを掛けっぱなしで朝まで寝ていました。体に良くないと思いつつも暑いので今まで以上に冷たいノンアルビール。冷えた炭酸を飲んでいました。
すると何もきっかけがないのに7月下旬から腰がおかしくなりyだんだん痛みが出てきて靴下はもちろん下着も履けないくらい痛み出しました。俗にいう坐骨神経痛です。それも弱いいつも症状の出る左側ではなく両側特に右側に強く出てきました。
椅子に座ることもできず終日床に仰向けになってしまいました。いつもお世話になっている針の先生にお世話になりながら自分の最近の不摂生を反省し、自分でできる治療を始めました。
食の改善はもちろん、身体を温めるため温泉に出かけ4日連続で交代浴を続けました。 これはとても効果的で1日目からだいぶ楽になりました。暑いけれど長いスパッツ風のズボン下を履き、腹巻をしたりして保温に努めました。 東洋医学では冷えをどのように捉えているのでしょうか? 東洋医学では「気」「血」「水」と言う大まかな言葉のくくりで心身の状態を表したりします。 「気」というのは人間の生命の源でありエネルギーの状態を指していると考えられ先天の気とも言われます。それと陰陽と言う言葉のくくりもあります。 陽気は体を温める働きのあるエネルギーの事です。 この体を温めるエネルギーが不足すると、熱を生み出す力が弱まり、寒さに対しての抵抗力が減るので、体が冷えやすくなるのです。
東洋医学では既に数千年前から、「気」の働き「血」の働きとして身体の状態を表現していますが「気」の働きの不足、渋滞に伴い「血」の汚れやドロドロ状態になれば各所への栄養が滞ること血液による栄養の補給や、老廃物の排出が滞っている状態になるとしています。手足の先の細い血管に血が流れにくくなるので冷えを感じることになります。
水分過多(水毒) 冷たい飲み物の取りすぎ、水分代謝の異常や、胃腸機能の低下によっても体が冷える状態になります。
私も66歳になり若いころに比べると生まれ持った「気」のエネルギーもだんだん衰えてきて年齢に合わせた養生法を心掛けねばと反省しきりの毎日です。
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