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腰椎分離症に伴う下肢痛

  • 執筆者の写真: keikouto59
    keikouto59
  • 2020年7月1日
  • 読了時間: 2分

急に左足の外側と後ろが痛くなって立っていても辛いと言う若者がいらっしゃいました。


診ると胸より顔が前に突き出ていてストレートネックで猫背気味です。身長の高い人は猫背気味の人が多いですね。左の骨盤が下がって左に回旋しています。身体の基礎ともいうべき骨盤が傾き、捻じれているとその上に立ち上がっている仙骨、背骨は捻じれ歪み緊張部分と弛緩部分が出来ます。


いつものようにうつ伏せになっていただき骨盤、背骨の歪みをそっと手を添えて整えていきます。今度は仰向けっていただき肩甲骨周りを整えました。テストで歩いていただきましたがまだ痛むようです。左腸腰筋部が張ってて少し押しても痛いようです。ソフトリリースして緩めます。痛がらない程度の圧で手を添えます。痛い刺激はそれだけで身体が反射を起こして外からの刺激を敵と見なして防御態勢に入りその刺激をシャットアウトします。ですから、治療はその身体にとって必要最小限の刺激を必要なポイントに入れるのが大切です。


治療しながらお話をしていて5年前の高校生の頃、サッカーの試合中、空中で競り合い接触したはずみで顎から地面に落ちて以降顎を開けずらく調子が悪いそうです。

そこで、腰の治療の最後に頭の調整をするのに合わせて顎の調整を加えました。両手をそれぞれの頭蓋骨にそっと添えると居心地のいい本来の位置に戻ろうと動き出します。この若者もそれが分かるようで「ウワー、オー!!」声を上げられ不思議な感覚を体感したそうです。


次回来られた時には顎も随分、良くなったと喜んで下さいました。以降、週1回の治療で4回目で足の調子も顎もすっかり良くなったそうで終了としました。

 
 
 

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