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痛む部位と痛みの根本原因は違う部位にあります。

  • 執筆者の写真: keikouto59
    keikouto59
  • 2022年3月20日
  • 読了時間: 2分

胸の胸骨辺りと背中の胸椎3番辺りが棒で貫いたように痛いとおっしゃられる60代の女性がいらっしゃいました。

整形外科で何回か肩の付け根の辺りにブロック注射受けていたそうですが何回か受けたときに急に気分が悪くなり待合室で休憩してから帰宅することがありそれから受診を止めたそうです。この方はそれ以外にもこの病院に右膝が痛くて半年間ほど週1回通院して膝の内側外側に注射(痛み止めのみ)していたそうですがあまり改善しなかったそうです。


本来、ブロック注射等は即効性があり数回、少なくても1,2ヶ月も通院すればかなり改善すると思いますが半年も通院して改善しないようでは膝には原因がないのではないかと思いながら診させていただきました。骨盤は左が下がり、かなり捻じれています。右肩が下がっています。脈は平、右天枢、太巨、関元が張っています。手先、足先が冷えます。


いつも通り整体でうつ伏せていただき骨盤の傾きや捻じれを取り背骨を整えていきます。痛みのないソフトな施術です。これで立っていただきテストしてもらうとだいぶ良くなっています。

それから仰向けになっていただき再度、骨盤を整えます最後に胸椎3番辺りから頚椎までを整えていきます。強制的にポキポキやったり抑え込んだりしません手指を添えるだけです。強い力を加えると身体が反射的に反発して硬く身構え椎骨の修正が出来ません。最後に立っていただきテストしてもらうと膝も背と胸の痛みもずいぶん楽になったそうでした。


一週間後にいらしたときにお聞きすると2,3日は楽だったけれどまた戻って来ているとのことでした。

そこで初診の診断通り整体で治療を始めてもいいのですが根本原因は膝や胸背中にあるのではなく身体の歪みにあることが原因であることをお話ししこの方の場合は針治療の方が有効である事をお話ししご本人も以前、針治療を受けていたそうで抵抗感はないと言うことなので針治療を始めました。


腎経を強化し、うつ伏せになってもらい椎骨を針で整えてゆきました。術後、膝を捩じったりできなくなっていた胡坐の姿勢やいろいろテストされても痛みは無くなったそうです。背胸を貫く痛みも無くなったそうです。驚きとともにとても喜んでくださいました。


 
 
 

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