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モートン病??

  • 執筆者の写真: keikouto59
    keikouto59
  • 2021年11月28日
  • 読了時間: 2分

立ったり座ったりする時、特に左膝が痛いという50代の女性がいらっしゃいました。

病院で受診されたようですが軟骨が当たっているということの説明があったそうですが意に叶うような治療には至らなかったようです。


同じ左足の第二、第三趾が痛いそうで以前、病院ではモートン病ということで足底版を処方されているそうでそれを付けるようになってからは気にならなくなっているとのことです。


立位のままで後ろから観察しますと左骨盤が下がり、右肩が下がっています。

いつものようにうつ伏せになって頂き骨盤の傾き、捻じれを取り仙骨、腰椎、胸椎と調整していきます。この方は仙骨から腰椎、胸椎と全部縮まっていて椎間が圧縮されている感じがしますのでじっくりと愉骨してゆくとだんだん椎間が開いていく感じがします。それから仰向けになっていただきもう一度骨盤を整え股関節も整えました。そこで立っていただきテストしてもらうととても楽になったとのことで膝は一度も触らずに終了しました。


翌週にいらっしゃったので同じような治療をしてすっかり良くなったので終了としてまたおかしくなったらご連絡くださいと言うことにしました。


初回の治療の時にモートン病と言われる趾を診ていなかったので一応、モートン病と言われている趾を診ると中足趾節関節が痛いと言うかジンジンするそうです。そこでそれらの関連する指節関節などをアーチの改善も考慮して施術しましたがあまり改善しません。もう一つの要因としてこの方は両側に外反母趾があって特に左のひざ痛を訴えている拇趾がとても曲がっています。

これほど曲がっていれば内側足底アーチは効いていないのでモートン病われている箇所に異常に負荷がかかるかもしれません。そこで外反母趾を修正する簡単な方法をお教えし立ってテストして頂くとモートン病の症状が楽になったそうなのでその方法を続けていくようにお勧めして終了しました。おそらく外反母趾からの趾の痛みなんだろうと思いました。

長年の外反母趾(特に左が強く曲がっている)の足底はしっかり体重を支え切れていません。その頼りなさは上に伝わり左の膝の大腿骨と脛骨への均等な重力の加重を受けることが出来ず矛盾を含み骨の連結に影響を与えそれが影響しひざ痛、左骨盤下がりになっていったのでだと思います


 
 
 

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