24歳の男性が3か月前から両手を握るとこぶしが固まったようになって開きにくい。下顎と舌が固まったようになって口も開き難くしゃべりずらくなっていると言っていらっしゃいました。
市内の総合病院の脳神経外科、神経内科を受診しCT,MRI検査などをするも異常なしと言うことで筋弛緩剤を処方されたとのことでした。
早速、診させていただくと脈状は平で腹症も張ってはいますがまずまずです。
伏臥位になっていただくと尾骨から頚椎までの椎間がびっしり詰まっていて脊髄神経は過緊張状態ですが機能自体は極度に低下しているように思えました。
そこでいつものように股関節、上肢をクルクル動かし整えていきます。椎間の詰まっている背骨はじっくりと愉骨して椎間を広げていきます。椎間が広がっていくにつれて下肢が腹が胸が温かくなった!と驚かれていました。
一通り背骨を操作し終えて次に仰向けになっていただいて骨盤を整えます。それから顎が開きにくくなっているようなので下顎を含めクラニオセイクラルで頭蓋骨を整えていきました。下顎を整える時には左額下リンパ節辺りの大きな梅干し大のしこりがどんどん小さくなっていきました。最後にけ後けい・申脈の奇経治療を加え身体の中の流れを良くして終了しました。
次週来られた時は治療後2,3日はとてもだるくなったそうですがずいぶん良くなってこぶしの握りしめも出来るようになり顎も舌も良くなっているそうです。
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