先々週から左の肩こりがひどいということで紹介されて来られた方がいらっしゃいます。お聞きすると左の肩だけがとても凝るそうです。ジムにも毎日行かれて健康管理には注意されているそうです。
8月になってから肩、腕、肘など上肢の不調で来られる方が多いように思っていましたがいつものように身体の立ち姿から観察いたしました。この方は、左の骨盤が下がり左の肩が上がって大きく盛り上がっています。肩こりくらいなら簡単だろうと伏臥位で骨盤の傾き、捻じれを取り背骨を軽く整えました。左の肩甲骨の動きはどうだろうと側臥位になってもらって肩甲骨に手を入れるとガチガチに固まって動きが悪いようでしたので軽く動きを付けるように操作しました。
そんなことをしていると「実は、左半分の顔が下がっているのが気になっているんです。」と言うことを話し出されました。「それに、左眼だけ眼圧が高くて手術するかどうか?なんです」と言うお話でした。東洋医学では左に症状が出やすい女性はお血が関与していると解釈しますし、他の身体の症状の特徴をお聞きするとそれに当てはまるようです。
「顔の左半分の歪みはそんなお血や左骨盤の下がり、それに伴う背骨の捻じれが頭蓋骨に影響を与えているのかもしれませんね?」と言うことでついでに顔の歪みを整える頭蓋骨の整骨を追加しました。この方は甲状腺機能低下の症状もあるそうなので首の調整も加え、後頭骨、側頭骨、上顎骨、下顎骨、前頭骨、最後に頭頂骨も整えていきました。整えると言ってもソフトに手を添えていくだけです。今回で週1の3回目ですが「左のほほ骨に指が入るようになった。」そうです。その意味は私には分からないのですが良くなっているそうです。今日も施術中に「左の顔が上がってきているのが分かる!」とおっしゃっていました。頭蓋骨の治療で眼もお顔も改善されれば・・と思いながら施術をしていました。
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