以前、生徒を連れて来られたバレー部の監督さんが生徒さんを連れて来られました。
生徒さんに聞くと昨日、試合中ジャンプして着地するときに人の足の上に乗ってしまって左足首を捻挫したそうです。湿布してエイトでテーピングしていましたが痛みが引かないということでした。
早速テープを剝がし生徒さんに痛いところを聞くと外果の上2~6cmの腓骨筋辺りを指します。足関節捻挫でよく起こる前距腓靭帯辺りは痛まないそうです。前距腓靭帯付近なら断裂が考えられます。断裂がひどい場合は固定が重要です。でないと、断裂部分は修復されず放置すれば足関節の各関節がゆるゆるになって後々、後遺症で悩まれることになります。
ともあれ、腓骨から修正していきます。腓骨を上げ、距骨が前方内方にずれているようなので距腿関節を誇張しました。距踵関節も動きやすい方に誇張し整えました。そこでテストで立って動いてもらいます。外果付近と内果付近が痛いとのことでまたそれぞれ誇張します。次はジャンプして試してもらいました。すると、ここがまだ痛いというのでその関節辺りを誇張法で修正しました。最後はジャンプを繰り返してもらいましたが痛くないとのことなので終了しました。
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